実はとっても奥の深い『刺繍』データの作り方について刺繍加工担当の澤登が詳しく解説します!

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JETCHOPで刺繍加工を担当をしている澤登です^^

刺繍のご注文を頂いた場合、皆様がご作成されたオリジナルイラストやロゴなどをベースに
刺繍用のデータを作る作業がございます。

刺繍のデータは糸の向きや縫う密度など色々な設定が必要で、
専用のソフトでしか作れない、ちょっと特殊なものなのです。

細かいデザインや複雑なデザインももちろん難しいのですが、
簡単そうに見えて実は難しいのが、正円や真四角などのきっちりとした図形です。

実は刺繍は作成したデータと実際に刺繍したものの形が少し変わってしまうのです。

それは縫う向きによって縮んだり、膨らんだりする特徴があるからなのですが…、
言葉で説明するのはなかなか難しいので、実際に画像で見てみましょう!

これが専用のソフトで作った刺繍データの画像です。
きれいなまんまると真四角ですね。

刺繍データ例1

ですが実際に刺繍してみると…

刺繍データ2

このように少しほっそりしてしまいます。
これが縮んだり膨らんだりする特徴による変化です。

これをきれいな形に仕上げるには調整が必要です。

調整をした刺繍データがこちら!

刺繍データ3

なんだかつぶれたような形になりましたね・・・。

ですがこれを実際に刺繍してみると
きれいな形に仕上がります!!

刺繍データ4

微妙な差ですが、並べて見るとわかりやすいですね。

刺繍データ5

デザインや刺繍をする素材によっても変化の仕方が変わるので、
変化を予測してデータを調整していきます。

そこは腕の見せ所です!

実際に刺繍をしてみて、最終的な調整を行いますが、
データ作成時の調整でうまくいったときはテンションが上がります!
刺繍はデータ作りも加工時の調整などもとっても奥が深くておもしろいです。

デザインや加工するものの種類などによって刺繍加工が出来ないものもありますが
プリントとはまた違った魅力があるので、刺繍加工もオススメです^^!

是非オリジナル刺繍を入れたアイテムを作ってみてはいかがでしょうか?
皆さまからのご注文をお待ちしております!

オリジナル刺繍・プリントはJETCHOP

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